ピュアじゃないボクたちのオーディオ入門①


かなり独自路線を進んでいるこの僕に、オーディオの事を聞く奇特な人達も増えてきたりしていて(笑)、望んだ答え(一般的なオーディオの王道論)を返せないだろう事が多少気になってきている。

そういうわけで、最近は、もういっそのこと、ブログにまとめといて、「ここ読んどいて」と言って済ませようか、なんて考えている。

ほら、話を聞いてみたら、「思ったのと違うオーディオの話だった」なんて気を使ってもらうのも悪いからね(笑)そっと、蓋を開けて、そっと蓋を閉じ、そしてそのまま「見なかったフリ」をしてた方がお互い楽じゃない?(笑)




オモロダイブ式オーディオ入門

すっかりマイブームとしてのオーディオも定着して、安定稼動(というか変態稼動)のフェーズに入った僕であるので、どうやら一般的には「オーディオマニア」として見られており、時々、オーディオを新調したいけど何を買えば良いなんて相談を受ける事がある。

しかし、正直、この質問に答えるのは僕にとって、かなり難しい。なぜなら、僕は純粋なオーディオマニアでは無いからだ。

純粋なオーディオマニアならきっとこんな話をすることだと思う。

「うーん、やっぱりアンプはマランツだね。意外なところだとTEACなんてメーカーがあって、そこのアンプならPCに接続もできるので便利だと思うよ。スピーカーはジャズならJBLだし、万能ならB&WとかFostexかなあ。」


うーん、なんて無難な回答なんだろう。いや、TEACとかFostexを混ぜる時点で、「普通のオーディオマニア」の感覚を理解していないかも?タンノイなのか?まさかONKYO?ほら、全然わからない(笑)

僕は、オーディオ雑誌もほとんど読まず、どちらかというと理論から入って、その内容を満たす物を探すので、我流&邪道上等、独自な路線を突き進んでしまっている。

自宅のメインシステムの現状に至っては、スピーカーは自作だし、他のアンプやDAC、音楽再生用のコンピュータは基板むき出しといった状態だ。正直、スピーカーより、スピーカーユニットの音の傾向の方が詳しかったりする(笑)

そんな俺に何を聞くんだ!という方が正しい状況だという事が理解してもらえると思う(笑)

「ちょっと待ちなさい。お父さんが音楽を聴かせてあげよう。よし、これでいいはず、、、」

だけど、少なくとも僕は「オーディオ構築のためのエッセンス」についてはある程度イイ線をついているんじゃないかとそろそろ自負している(笑)

ならば、今回は、僕の無力感をさらけ出しつつも、僕の思う「オモロダイブ的オーディオシステム」なんてものについて、個々の構成要素で何を考え、どのようなものをチョイスすれば良いかを一度まとめてみようと思う。

その上で、今、僕らは何を買うべきなのか?を一度一般的に購入可能な範囲で紹介してみたいと思う。

うーん、うまく行くんだろうか、この試み。正直、発散して終わるような気がしてならない(笑)

なお、色々な実験のために、世界各地から安っぽいパーツなどを収集しており、正直、物ばかり増え、妻からの苦情もだんだんと本格化してきているので、「そろそろ実験を終え、自身の最終構成をはっきりさせる」必要もあるので、ちょっと頑張ってみたい(笑)

オーディオなんて必要なの?

まず、根本的な疑問。多くの人が抱えているだろう、「そもそもオーディオなんて必要なの?そんなにお金をかけてまで導入する必要あるの?」という疑問について今回は答えてみることにしよう。

この疑問に答えるために、一つ例え話を用意した。それをお伝えしてみよう。

タイトルは「星を眺めるなら」。うーん、なんてポエミー(笑)

「夜、僕らの世界の上空には美しい星空が広がっている。
でも、もし、君の目が悪いなら、その美しさを本当には堪能する事ができないだろう。
そして、小さな頃からずっと目が悪いなら、星空の美しさすら知らないかもしれない。
ずっと身近にあるその美しさに、僕らはまだ気づいていない可能性があるのだ。」

世界はとても美しい。

さて、この話をオーディオの話に置き換えれば、次のような言い回しになるだろう。

「君の持っているCDには(本当は)もっと美しい音楽や演奏が録音されている。
でも、もしオーディオ機器の性能が不十分なら、その美しさを本当には堪能する事ができないだろう。
そして、ずっと性能不十分な機器で聞き続けていたなら、そのCDの本当の良さすら知らないかもしれない。
そこに含まれている最高の音楽に、まだ気づいていない可能性があるのだ。」

生音に敵うものはなし。だが、近づけたい。

不思議なもので、この例えをもし、逆に言ってしまうと、なぜか伝わりにくいものになってしまう。

なぜだろう、美しい星空はもっと眺めていたいのに、大好きなCDはもっと隅々まで堪能したいなんて心からは思えないのが、昔のボクも含めた、「フツーの感覚」なのである。

さて、話を元に戻そう。

オーディオ機器が原理的に「原音を再生する事には不完全」である以上、僕らは元の音がどうだったかという事に対しては知る方法が無く、その意味では音楽に対して「目が悪い」というスタートラインに立たされている。

古いAMラジオなんかを思い出してもらうと良いが、音楽再生をする装置が「メガネ」であるとすれば、AMラジオなんて「牛乳瓶の底」で作ったメガネ程度しか見えていないわけだ。

なるべく、元の「美しい音楽(美しい星空)」を「再生する(眺める)」ためにはある程度の性能を持った「再生機器(メガネ)」が必要だ。

もっと見てみたい。隅々までくっきりと!

オーディオの必要性は、この「新しい美しい世界への扉を開く」ためといった役割だけでも十分な面白さがあると思う。

ちなみにボクもオーディオ機器を刷新してから、いろんな「昔買ったCD」を「再生しなおして」みているけど、本当に面白い。

CDも本当に高いんで、もう一回じっくり聴いてあげるのも「エコの観点から」とても良いのかもしれない(笑)

ラーメン屋の例でさらにライトに例えてみる

ちょっとあんまり星空で例えるのも、グッとこない人もいるだろうと思うので、次はラーメン屋の例で例えてみよう。

つまり、皆さんにお伝えしたいのは「昔、近所のラーメン屋で食べるラーメンが最高だと思っていたけど、大人になって都会で有名なラーメン屋で食べたら、近所のラーメン屋がいかに雑だったかを知る」アレだ。アレをオーディオで是非体験して欲しい、そういう事を言っている。

急に例えも雑に(笑)

ラーメン食べたい。

みんな、電車代を払って遠くのラーメン屋に行くじゃないか(笑)

彼らは「最高の味」を知っているから、電車に乗るわけで、近所の味が最高だと思っていたら、そこで済ませてしまうに違いない。

そして、きっと同じような質問をするだろう。「わざわざ電車代払ってまで、食いに行く価値あんの?」と。

つまり、まとめるとみんな「音楽の持っているポテンシャル」に気づいていない、だからこそ、オーディオにお金をかけてまで導入する意味があるのなんて質問に至る」という事だ。

「音楽の持っているポテンシャル」を知っているなら「多少金をかけて良くしよう」と普通に思えるはずだ。

やばい、星空とか言ってたのに、ラーメン屋の例えの方がしっくり感ハンバない(笑)

鬼グンソーによる入門の心得

どうだろう。そろそろ「狭い場所に押し込められて羽毛布団を売られる人達」のような気持ちになってきただろうか?(笑)

安心してください。ボクは何も売りつけません!(笑)

ただし、このオーディオという物、突き詰めるととんでもない事になるようで、時々退職金をはたいてオーディオを新調したという猛者(愚か者)の話を聞いたりする、そんな世界だったりもする。

なので、大事な事だけど、ある程度、入門の心得はあった方がいい。まあ、これもじゃあ誰に心得を聞きゃあいいんだって話になるんだけど。

ボクが弟子を取るなら(笑)、入門の心得はだいたい次のような感じになると思う。

鬼軍曹。オーディオ世界と戦う。

・スピーカー以外は高いものは不要と知るべし。スピーカーも自作する事である程度何とかなる。
・ケーブルにこだわるな。「変わる」とか「好み」という言葉は無視して「何%改善するか」を考えて(問うて)、5%以下の要素は無視しろ。
・「気持ちよく再生する」事よりまず「正しく再生する」事を考えよ。色付けなんぞ、最後に考えれば良い。
・電流の流れを想像するな。想像は存在しない悪魔を引き寄せる。ただし、蓋を開け、回路を読み解けるものには福音が訪れる。
・よくよく考えたら知らない材料なんぞ捨て置けばよい。銅と鉛ハンダで100%大丈夫だ。
・欲しい物があったら。「"欲しいもの"+"オカルト"」で検索、オカルトだと言っている人が割といるようなものであれば、忘れろ。それは時間の無駄だ。
・オーディオ機器をそろえるのは簡単だ。最も難しいのは設置と部屋(反射音)との戦いだ。この戦いには勝てない可能性もある事を知るべし。
・最短時間でオーディオを構築し、とにかく音楽を聴け。目的と手段の順番を忘れるな。

ふう。こんな感じか。結構、いっぱいあった(笑)

ちなみにボクが教えられないのは次の話。

・孤独にならないオーディオ実践方法(家族と楽しむオーディオライフ)
・オーディオマニアに嫌われない方法
・馬鹿高い機器の必要性(ただし、スピーカーを除く)

いつもまとまらないまとめ

君が音楽を聴く以上、ある程度の性能を持ったオーディオはあった方が良い。そして健全なオーディオライフには指針が必要だ。

次回以降、この辺りの話を「結構時間をかけて」書いて行きたいと思う。

興味のある方は「期待せず」に是非読んでいただきたい。乞う、ご期待!

うーん、あんまり読者が増えると、なぜか「気に入らないのに読破して文句を言う」おかしな人達が増えるので、是非、このブログはマイナー進行で行きたいところだなあ。

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