【大迫力】21:9のウルトラワイドモニタで動画を画面いっぱいで楽しもう!【Youtube、Amazonプライムビデオ、Hulu、Netflix等】



2019年は32:9ディスプレイが流行るなんて噂もあったり。

今年、ボクはついに念願だった21:9のウルトラワイドなディスプレイを導入し、その使い勝手にとても満足しているのだけど、1点だけ、不満に思っていることがあった。

それは、YoutubeやHuluといった動画ストリーミングサービスを視聴する際に、動画がブラウザのサイズいっぱいには再生されず、時には「上下左右に黒帯あり」という何ともビミョーな状態で再生されてしまう事象だ。


まあ、これは世の中一般のディスプレイサイズは、16:9が主流であり、このサイズに最適化されているから、とは認識しているものの、どうにも具合が悪い。

せっかく、ワイドなディスプレイを導入したのだから、横幅をなるべく活かして何とか再生してみたいと思うのが人情というものだろう。

というわけで、今回は「とにかくネットの動画を横幅いっぱいで再生したい!」ということで、この解決方法について探ってみたいと思う。




動画再生でよく聞くアスペクト比って何なの?


さて、横幅いっぱいに再生する、ということにチャレンジするのであれば、動画再生時の「アスペクト比」という考え方を理解しておいた方が良いだろう。

アスペクト比とは、簡単に言えば「動画を再生する際の縦横比」であり、主要なアスペクト比を挙げると、

  • 昔のテレビ(SDTV)→4:3(1.33:1)
  • ハイビジョン放送(HDTV)→16:9(1.78:1)

などが有名かと思う。


なお、動画のアスペクト比については上記の通り、「横:縦」か「横幅を縦幅で割った比率」で表現するのが一般的だ。

さて、テレビで用いられているサイズは上記の通りだと思うのだけど、世の中では「もっと横長のフォーマット」が好んで用いられている。

それが、映画などで伝統的に用いられている「シネスコ」サイズというアスペクト比のフォーマットだ。

なお、シネスコサイズにも色々なアスペクト比のものがあるとの話なんだけど、一般的にシネスコサイズというと、「2.35:1」のものを指していることが多い。


そして、このシネスコサイズをじっと見てみると気づかないだろうか。

そう、これこそが、実を言うと、21:9のディスプレイサイズとほぼ同じアスペクト比となっているのだ。(縦幅を1080とした場合、2.35:1の動画の横幅は2538となり、縦幅が1440の場合は横幅が3384となる。)

つまり、「シネスコサイズの動画を21:9のディスプレイで幅一杯で再生する」ことは、どっかのPCヲタクが必死に特殊な再生方法を試してるわけではなく、「映画を愛する人にとって待望とも言える」、とても高尚なチャレンジであることが理解していただけるんじゃないかと思う(笑)

シネスコサイズを画面いっぱいに再生できない理由


さて、アスペクト比について理解したところで、では、なぜ多くのシネスコサイズの動画が横幅いっぱいに再生できないのだろうか?

それは、一般的なテレビが16:9というアスペクト比を持つために、何でもかんでも「16:9」に変換されてしまっている現状があるように思う。

特に地上デジタル放送で採用されている様な、解像度が1920x1080(16:9)の1080pと呼ばれるフォーマットはかなり動画まわりでは支配的で、扱いが便利なためか、何でもかんでもこのフォーマットに合わせておけば良かろう、と言う風潮があるのを強く強く感じる。

つまり、2.35:1の動画を21:9のディスプレイでうまく再生できないのは、多くのシネスコサイズの動画が「16:9」の動画に変換されてしまっているせいなのである。

具体的な話をすると、要は、例えば横幅を1920としたばあい、2.35:1の動画の縦幅は817ピクセル程度になるのだけど、「817ピクセルまで縮小した上で」上下に足りない263ピクセル分を黒帯としてつけて、縦幅1080としてしまっているのである。


そして、このように変換されてしまったシネスコサイズの動画は、この余計な「見えない黒帯」のせいで、21:9のディスプレイ上では、最大化の際、縦方向が阻害されて、横幅いっぱいに再生できないという状況を産み出してしまうというわけだ。

さらに、PCの動画プレーヤーでは、この辺り、動画再生時の画面サイズを調整する機能があるのだけど、ブラウザにはこういった動画サイズを調整する機能が基本的にはついていない。

その結果、縦にも横にも黒い部分が表示され、画面の真ん中に映像がちんまり再生されるという、何とも悲しい状況が産まれてしまう。


どうだろう。動画が21:9のディスプレイで小さく再生される原因がわかっただろうか。

そして、実際の再生した状況がこの通り。


なんともやりきれない気持ちにならないだろうか。

こんな事になるなら、元の16:9のディスプレイで再生していた方が、横に黒帯が出ない分マシだったなんて思う人もいるんじゃないかと思う。

それくらい、この再生状況はキツい

ブラウザ以外のYoutube動画再生可能なプレーヤーを試してみる


原因がわかったところで、それでは本題の横幅いっぱいの動画再生をどう実現するかの話に移りたいと思う。

さて、この問題を解決するには、縦の黒帯部分を無視して、横幅を基準とした全画面再生ができれば良い、ということになるだろう。


ただし、残念なことに先程も書いたように、ブラウザにはそういった機能が「デフォルトでは」存在しない。

というわけで、パンが無ければケーキを食べればいいじゃない、と誰かが言ったかどうかは知らないけど、こういう時はとにかくさっさと代替策を探すのが得策だろう。

ということで、まずは一旦ブラウザによる視聴をあきらめて、過去に試したことがあった、外部の「Youtubeを再生できる動画プレーヤー」を試してみることにした。


まあ、色々と広告も出たりとか、こういう感じの画面を見るだけで嫌になる人もいるかとは思う(笑)

なお、PowerDVD等にはYoutube等のネットストリーミング動画を再生する機能があるのだけど、とにかくまずはフリーで試してみると言うことで、「GOM Player」にストリーミング再生機能があるようなのでそれを試すことにした。
(昔はMPC-HC/MPC-BEあたりも再生できた気がするんだけど今は無理っぽい、、、)

GOM Playerを起動すると右上に「Youtube/360」というメニューがあるのでこちらを選択することで、右のミニブラウザにYoutubeのサイトが表示される。なお、360度動画が再生できるのが売りなのか、360度動画を勧めてくるけど、いったん無視(笑)


おお、これはなかなか便利じゃない?

というわけで、ここでは「Perfume」とでも検索して、PerfumeのMVを鑑賞してみることにしよう。


ふむふむ、なるほど。右のミニブラウザで検索を行い、そのリンクをクリックする事で左のスクリーンにそのYoutube動画が再生されるということらしい。というわけで早速クリック。


再生が始まると、どうにも解像度が低く、画面をじっと眺めたところ、右下に「再生画質が選択できる」が表示されているようなので、ここから好みの画質(というか一番解像度の高い画質)を選択してみよう。


あとは、好みに応じて、再生している動画上で右クリックを行い、「再生画面サイズ→全画面表示〔比率維持(切り取り)〕」のように選択し、再生サイズを調整してやることで、とりあえず「幅いっぱいでYoutube動画を再生する」ことができることが確認できた。




だけど、なんだろうか、、、何か使いにくいよ!

というのも、特に使いにくいと思ったのが、まず「画質を後から手動で選択するしかない」点で、再生後に毎回いちいち手動で変更するしか方法が無さそうなのには本当に困った。

設定関連も色々確認し、「Youtube動画を毎回最高画質で再生する」みたいな設定項目が無いか探してみたのだけど、画像や音声の調整関連の項目は充実しているものの、どうやらそういう項目はなさそうだ。


あと、シークしてると時々、音声と映像が大きくずれてしまう事象にも遭遇したので、この方法は実装上も色々と課題が多いものと思われる。

動画再生時のパラメータが調整できる点では画質や音質の面で有利かもしれないけど、使い勝手がやっぱり悪い。

あと、この方法だとYoutubeにしか対応できず、その他の動画ネットストリーミングサービスにも応用できないことに気づいてしまった。

以上、どうにも色々とこの「メディアプレーヤーでネット動画を再生する」方法には制約がありそうだというのが、ボクの結論。

うーん。なかなか良さそうな感じだっただけに残念。

名前まんまのChromeプラグイン「UltraWide Video」を試す


というわけで、やっぱりシンプルに「ブラウザで再生してるものを横に拡大する」方法がないか、探してみることにしよう。

色々な情報を探す中で見つけたのが、ど直球のGoogle Chromeプラグイン(Firefox用もあった)である、その名も「UltraWide Video」だ。


Chromeウェブストアから導入できるこのプラグインをChromeに導入してやる事で、
  • 通常再生
  • アスペクト比を無視して全画面再生
  • アスペクト比を維持して横いっぱいに拡大して再生
を切り替えられるようになるという事だ。

というわけで早速導入。

インストールすると、右上のプラグインリストに「UltraWide Video」のアイコンが出現する。


こちらをクリックして開き、「Off/Aspect Ratio/Crop」のいずれかを選択。


ちなみにCropとAspect Ratioでどのような動作の違いがあるかについてだけど、試したところだと、
  • Aspect Ratio→縦横の比率を無視して全体に拡大
  • Crop→はみ出す部分は切り取って、縦横の比率を維持して横幅いっぱいに拡大
という感じの動作となっていることが確認できたので、ここは迷わずCropを選択する事にした。

そして、満を持して、Youtubeのシネスコサイズの動画(先ほどのPerfumeのMV)を再生してみよう。

そうすると、先程は何とも悲しい再生体験だった以下の動画が、、、


何ということでしょう。横幅いっぱいの迫力ある映像体験に超絶改善!


テレビよりももっと近い位置で視聴していることもあってか、臨場感&没入感が凄い。正直、メチャメチャ良い。

こうじゃないとデカめのディスプレイ買った意味ないよね?

調子に乗って他のサービスも試す


このUltraWideVideoの良いところは、Youtubeに限らず、その他の動画ストリーミングサービスでも同様の拡大ができるところだ。

というわけで、ざっと今契約があるところとして、まずAmazonプライムビデオの動画を再生。


あっけなく改善。まったく問題無し。しかし、こういうデカいロボットが出てくるような映画は大迫力ね。

他にHuluの動画についても試してみたけど、こちらもまったく問題が無いようだ。

以上、ボクの確認できた有料サービスは、AmazonプライムとHuluだけだけど、おそらくはNetflixやu-nextなんかでも全然問題無く拡大再生ができるものと予想。(自己責任で)

ビスタサイズ動画の「拡大再生」も試してみる


テレビ放送は16:9だし、最近はビスタサイズ(16:9)で全編が編集されている映画やミュージックビデオも多いので、こういった動画にUltraWideVideoのCropを適用したらどうなるかについてもちょっと気になったので試してみた。


結論から言うと、Cropを適用した場合には確かに上下は切れるんだけど、違和感も少ないし、物によってはメチャメチャ臨場感が増して良いよ?

意外に、上下が切れていても、そもそも上下の画面の端部分に主要な物を配置しないので、気にならない動画も多いように思う。

まして、中心に配置された主要な要素が拡大されて、美味しさがよりアップ?

マジでUltraWide Video良いなあ。

まあ、字幕が切れるものには適用できないのだけど、これはこれでアリとボクは思ったので、導入の際は是非試してみて欲しい。

ウルトラワイドなディスプレイはめちゃめちゃ楽しい!!


ああ、いつも通り、買って良かった(笑)

他にもゲームとか、PC上での作業とかメチャメチャ捗るようになっているのだけど、その辺りも是非機会があれば書いてみたいと思うけど、動画再生については没入感が増して、かなり良いです。

ちなみにボクの購入したディスプレイは、
  • 34インチ
  • 非光沢IPS
  • 21:9のウルトラワイド
  • 曲面ディスプレイ
  • 144Hz対応
といったスペックの以下のLG製のディスプレイなのだけど、こんなスペックのものが5-6万程度(時々クーポンでさらに安くなってるので定期的にチェックが吉)で買えるようになっているのだから、決して安い買い物とは言わないけど、本当に凄い時代になったなあと思う。


フラットなディスプレイだともっと安い物もいろいろあるのだけど、画面の見やすさと迫力を優先して、曲面&ウルトラワイド&34インチというところにこだわって、本当に良かったと実感。

唯一、課題になりそうな、今回のようなネット動画再生の色々な不満は、Chromeプラグインの「UltraWide Video」で解消できるし、皆さんも興味があればぜひ、導入してみてはいかがだろうか。

まあ、お金のある人は「32:9&曲面&49インチ」なんて化け物みたいなディスプレイも出回り始めているみたいなので、コチラをぜひ(笑)

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