オーディオ業界が何故こんなにクソなのかボクなりに考えてみた。

タイトルはちょっと今回頑張って過激にしてみた(笑)


でもね、本当にオーディオって、その面白さの反面、とっつきにくく、胡散臭い、そんなイメージの強い趣味のようにも思える。

例えば、4Kテレビを今買うなら、テレビ周りの音声改善にまず取り組んだ方がいい、というのはオーディオやってる人なら絶対に合意できる話だと思うのだけど、この辺り、 なかなか必要性を認識してくれる人も少ない。ましてや音楽を聴くためにシステムを刷新するなんて、さらにその重要性は理解されていないような印象がある。

それは何故だろう、という事なんだけど、薄々感じていた「オーディオ業界はクソ」がやっぱり 、常人では理解できないレベルでひどいんじゃないかと、ちょっと一度このテーマをどこかで書きたいと思っていたので、「勇気をもって」書いてみたというのが、今回の話題。

真意としては、こういうタイトルにした場合に、「皆が興味を持って読んでくれるか=オーディオ業界に対して同じような印象を持っている人がそれなりにいる」を知りたいというのもあるんだけどね。

なお、あんまりクソクソ書いていると文章が汚らしく見えるので、文章内はクソはやめて「空疎(くうそ。形だけで、実質的ななかみがないこと。)」に一括変換しておこう(笑)。

適宜脳内で逆変換して読んでもらえればと思う。「空疎」って書くとどこかの高僧みたいにも見えるね。うーん、日本語って美しい(笑)

オーディオって面白いよ。なのでこれはそれをどうしたら皆に伝えられるかという事について深く考える「愛の話」なのです(笑) 




オーディオ業界における3大空疎


ボクも散々オーディオネタを書いていて、老後は手作りスピーカー工房なんて開こうかという勢いがあるにも関わらず、オーディオ業界にはどうにも馴染めない自分がいる。

ボクですら、こんな感じなので、ましてやオーディオに興味を持ったばかりの入門直前の人達にとってこの業界はどう目に映るのだろう?

ボクのページを見ている人の多くもオーディオが好きな人達だろうから諸刃な内容なのかもしれないけど(とはいえ、ボクの書いている内容を読んでいるくらいだから、多少なりとも似たようなマインドの人達だとは思うけど)、今回はこのオーディオに足を踏み入れた招かれざる新参者(?)であるボクから見たその空疎さ加減と、その原因の考察について書いてみたいと思う。

では、オーディオ業界の何がいったい空疎なのか。ここでは次のような「オーディオ業界における3大空疎」を考えてみた。

・人が空疎
・オカルト礼賛&実測データ軽視が空疎
・オーディオ雑誌が空疎

おいおい、大丈夫かこの記事(笑)

危なくなったらもうブログごとやめてしまう勢いで。でも、「他のどこでも読めないオーディオネタ」が読めるこのサイト、結構貴重だと思う(自画自賛)ので、みなさん、全力でスルー力を発揮してもらえると助かります(笑)


人が空疎


オーディオ関連の価格コムの掲示板や2chのピュア板などを覗いてみるとすぐに気づくと思うけど、この周辺にたむろしているような一部の人達はいつもどこかで大暴れしていて、他人の持ち物をけなす、初心者を攻撃する、特定メーカーに粘着してネガティブキャンペーンを繰り返す、根拠の無い悪口を言いまくる、と本当に空疎野郎らしい振る舞いっぷりだ。


勇気のある方は2ch(現5ch)のピュア板で自分の持ち物に関する板を是非覗いてみて欲しい(笑)

ピュアオーディオ@5ch掲示板

これが、例えば、(鉄オタ除く)カメラを趣味にしている人達だともっと紳士的に交流していて、初心者にも優しく解説するし、お互いの持ち物を褒めあう、同じ物を所有している事を喜び合うといった、多少なりとも敬意を払いあうような、基本姿勢として、より落ち着いた付き合いをしているように思える。

当然、カメラ関連の掲示板でも一部で、時々暴れている人達も見かけるけど、きっちり粛清されていずれ静まるといったような自浄作用も機能しているように見えて、これはやはりそのおかしな行動を繰り返すような人達の人口自体がオーディオに比べてやはり少ないのだと思う。

このような状況なのは、オーディオ人口がもうとんでもなく減っていて、仲間を見つけるのも難しく、ましてや家族の理解も得られない趣味でもあるという事が原因なのかもしれない(ボクだってそうだ)。

誰かの家にすごい再生装置があるから、みんな集まって一緒に持ち寄ったCD聴こうぜ、くらいの明るいノリが良いと思うのだけど、実際は、独りで視聴ルームを訪れて、一言も発さないまま、視聴をし、家に帰って悪口を掲示板に書く、なんて方がより現実のオーディオマニアに近いんじゃないかというのも、あながち間違っていない気がする。

どうだろう。人が空疎だと認識いただけただろうか(笑)

そして、売るほうも売るほうで「高いものが売れた方が良いし、なりふり構っていられない」という事で、次に書くけど、馬鹿高い理論すら怪しいオカルトグッズを購入するような人種を褒め称え、「1~2万くらいでスピーカー欲しいんだけど」なんていう普通の人達を貧乏人扱いして適当に扱うなんて事が、本気で行われていたりする。

こんな店、誰か行くだろうか?

なお、ボクの書く文章をじっくり読んでくれる読者の方達は、ボクの危なっかしい発言をスルーしてくれてもいて、向上心高く真面目に楽しみながらオーディオに取り組んでいるんだろうなあ、と露骨にフォローしておく(笑)


空疎から脱却するためのアドバイス:

「インターネットの掲示板、特にピュアオーディオに関する掲示板などを見ても徒労に終わるのでやめておこう。ボロボロのジープに乗ってる人も扱いづらいカウンタックに乗っている人も軽トラを愛する人もいるように、一概に何が良いかなんて言い切れないのであれば、お互いを尊重して、人の持ち物にあれこれケチを付けたりせず、お行儀よく振舞おう。初心者はボク達の未来の礎となる事を悟ろう。」


オカルト礼賛&実測データ軽視が空疎


UFOの方が1000倍信用できる(笑)

オーディオ業界を根元から腐らせているのがこのオカルトというものの存在だ。「オカルトを信じて実践している奴の方が偉そうにしている」なんて世界(業界)を他で見たことがあるだろうか(笑)

残念ながらオーディオの評価については、大変に数値化しづらく、その状況の中、日本だとほぼ個人の感性や諸元チェック、あとはせいぜいのプアな実測データから成り立っていて、ボクらは自分で聴きに行くか、「自称オーディオ専門家」の方々がお金をもらって書いた記事あたりを読んでジャッジするしかない。

特に問題なのは、「その機器が奏でる音」が紙面やインターネットではどうしても「直接的には伝えられない」点であり、こうなるともう実測データとそれに伴う評価の基準を何とか伝えるべきなのだと思うけど、何故かオーディオ業界は「ポエムで伝えよう」とする。

「まるで流水のごとく清らかさで、森を駆け抜ける少女達のように爽やかに僕の耳をすり抜け、残り香で気持ちよくさせてくれる」ような音とかって何やねん(笑)

なお、海外サイトだともっと実測データを重視していて、例えば以下のページはiPhone6のイヤホン出力部の品質を評価しているのだけど、ここまできっちりデータを提示してもらえると、「iPhoneで16Ωのインピーダンスのイヤホンを使うと音が悪くなる」なんてこともハッキリと理解できる。

http://www.anandtech.com/show/8554/the-iphone-6-review/11

それに対して日本の記事は詳しい情報でもこの程度。

http://www.phileweb.com/review/article/201411/14/1421.html

その差は歴然としていないだろうか?

ポエムで評価するからこそ、「ほとんどなんの効果もないかもしれない」オカルトの付け入る隙をわざわざ産み、馬鹿高いオカルト製品が蔓延し、そして、「本当に音楽が好きなオーディオ予備軍」を遠ざけ、正しいオーディオ投資の道を見えなくしてしまっているように思う。

「過去の実験で針金ハンガーと高級スピーカーケーブルの違いが多くの人でわからなかったという結果もあったりする。」

理解できないオカルト情報を延々と聞かされた初心者達は、「お金もかかりそうだし、もう、コンポでいいよ」と心を閉ざしてしまうかもしれない。

そして、入り口で初心者を追い返した後で、奥にこもって「自分達しか理解できない世界」を楽しもうとする。もうね、こんなの下衆の極みだとしか言いようがない。

スペックや実測データですべて判断できる訳じゃないんだけど、でもね、最低限の実測データを明らかにした上でのポエムじゃないと、意味をなさない。車だって、カメラだって、まずあるのは基本性能の開示であって、「ボンネットの奥のエンジンルームが金メッキです」なんて、普通の人はそんなのいらんからデータ出せよと絶対に言うと思う。

でも、オーディオ業界は見ている限り、「都合の悪いデータ」を含むような正当な評価基準を持っておらず、望むようなデータが欲しければ、実測するか、実測を趣味としている人達の恩恵に預かるしかないのが現状だ。

なお、ボクはオカルトを生き残らせるために「わざと」データ重視の方向に進んでいない、そんな風にすら感じている。もしそうだとしたらホントに空疎なのだけど、一概に否定できないんだよなあ。

こういうやり方は早急に辞めてしまわないと、今後さらに人口は減り、みんな不幸だと思うんだけどね。


空疎から脱却するためのアドバイス:

「本当に正しく評価を知りたいなら、海外のサイトを探したほうが欲しい情報が得られるかもしれない。オカルトで多少変化するとしてもその変動幅はアンプやスピーカー、設置方法の見直しでの変化に比べて十分小さいので、時間の無駄だと無視すればいい。オシロスコープ等で果敢に分析して結果を公開してくれる人達に感謝し、敬意を払う事で、日本のオーディオ業界も良い方向へ向かう事を期待しよう。」


オーディオ雑誌が空疎


さて、人が空疎でオカルト礼賛&データ軽視の世界なので、そこからの抽出物であるオーディオ雑誌も当然空疎である(笑)

本当に読む価値のある情報なんかは3%くらいしかなくて、あとはほぼ広告だと言っていい。ああいう記事のスタイルだとフリーペーパーでもいいくらいだろう。他の趣味もいろいろあるボクだけど、ここまで中身のない雑誌も他では見たことがない。

ホットドッグプレスの方が1000倍は役に立つ(笑)



オーディオ雑誌を読んだところで新製品の情報と多くの訳の分からないオカルトグッズの情報を得られるくらいで、特にオーディオ入門者にとっては役に立ちそうな記事など一つもない。

なお、僕の身の回りのオーディオ好きでも「付録目当て以外で」オーディオ雑誌を購入している奴は見たことがない。

パイオニア製の究極のオカルトグッズが付録に!!ここまでオカルト全開だと潔いよね(笑)

読んだところで、ほぼインターネットで得られる程度の情報だし、申し訳ないけど、オーディオ雑誌を読むくらいなら、ボクのブログでも読んでいたほうがまだマシなんじゃないかと思う。

なお、過去にプロのケーブルの人が「PCオーディオは聖域」みたいな事を書いていて、昔は確かにオカルトもポエムもない世界で、大変に過ごしやすかったPCオーディオ界なのだけど、これも今やオーディオ業界に見つかってしまい、デジタルにも関わらず、従来のアナログ然としたオーディオ理論にまみれて、既にペンペン草も生えない状況だ。

唯一、オーディオ関連でまだ聖地なのはLinuxオーディオで、さすがにここまでなると敷居が高いようで、まだ陥落を許していない。僕も絶賛ウロウロしているところだ(笑)

とはいえ、これだとDAPまでしかカバーできないんだよなあ。

アンプ選び、自分に最適なスピーカー選びについては、もうすでに、ほぼオーディオ雑誌は機能しておらず、「まともな参考書がない」今の現状は本当に空疎だと言うしかない状況だ。


空疎から脱却するためのアドバイス:

「オーディオ機器が高いのには多くの場合、ちゃんとした理由があるのだけど、それでも高くなくては駄目だなんて意見は信用しなくて良い。オーディオ雑誌がフリーペーパーにならない限り、内容には読む価値は無いけど、付録欲しさに買うのは仕方なしとしよう。実践と実際に聴く事でしか正しく評価できないのに、書籍から読み取るなんて行為がかなり遠回りである事を再認識し、それよりも信頼できるオーディオ好きに話を聞いた方が随分と近回りだと知るべし。」

「空疎」の対義語は「充実」です


まあ、ざっと色々書いてはみたものの、全体を通して感じることとしては、結論的には「オーディオ初心者に優しくない」点が最もこの業界のダメな点なのだと思う。

人生の初心者にも優しくないの図。

一番良いのは、「オーディオの正しい知識がある人に予算と良く聴くジャンルをお伝えすれば、適切な構成を組んでくれる」のが良いと思うのだけど、どうも人口の少ないオーディオ業界はこれだと回らないのか、「xx円以上じゃないと駄目」だとか、「ケーブルもインシュレーターもこだわらないと性能でないよ」だとか、オーディオショップ店員などに聞くと、こんな回答ばかりでまともな回答を得られないかもしれないんだなあ。

いやあ、こだわりもあるとは思うけど、客商売だから客の希望聞こうよ。

結局は近くに都合よく、「ちょうどいい師匠がいない」というのが、この業界の最大の欠陥なんだと思う。まあ、ボクに聞くと、「正しいかもしれないけど普通からするとかなり変態な案」になって、それはそれで問題なのだけどね(笑)

皆でよりよいものを安く楽しめるようにするためには、オーディオ人口を地道に増やしていくしかなく、そういう意味では、オーディオに興味を持つ未来のマニアのために、もっと業界自体を健全化して、一般の人達に対する間口を広げた方が良いよと思うんだけどね。

オーディオメーカーの設計者は、色々工夫して、限られた予算の中で頑張っていると思っているのだけど、どうにもそこに群がって商売しようとしている人達が色々駄目にしているような気がしてならない。

設計者の皆さん、どうかこういった状況に負けず頑張ってください。

大好きな音楽を、ちゃんと音質に配慮したシステムで聴くのは本当に楽しく、より多くの人とこの喜びを共有できると本当に楽しいと思うんだけどね。

この業界の現状ってば、本当に空疎。合掌




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2 件のコメント :

桃山月光団 さんのコメント...
Kichijo Taro さんのコメント...