自分にぴったりが選べる!Bluetoothイヤホン・タイプ別おすすめポイント詳説【2018年新版】

Apple AirPods (Press Kitの画像より転載)

※2018/3/21 古くなった情報を更新し、全面的に書き直しました!

ここ数か月、ずっとBluetooth(ブルートゥース)の事を調査し続けていて、製品のスペックを確認したり、チップのデータシートを読んでたりするうちに、気づいたら膨大なBluetooth機器関連の知識を手に入れてしまった管理人です(笑)

今回は、そんなボクが調査の集大成として、Bluetoothイヤホンの分類とそれぞれの特徴、そしてその中でも本当にオススメできるBluetoothイヤホンとオススメポイントについて、タイプ別に紹介してみたいと思う。


さて、iPhone7以降からイヤホンジャックが廃止された事により、ワイヤレスイヤホンの需要がグッと高まった状況となっている事は間違いないと思う。

売り手側もそういう状況である事を好機と理解しているのか、様々なタイプのBluetoothイヤホンが一気にラインナップに追加されている状況もあり、どういうタイプを選べば良いのか、選択するのが難しい状況もあると思う。

というわけで一連のシリーズで書き続けてきたこのテーマで、「かなりこの辺りの情報に詳しくなってしまった」ので(笑)、今回はワイヤレスイヤホンの形状・タイプ別にそれぞれの特徴とメリット・デメリットについて紹介してみたいと思う。

なお、ちょっと一般的な名称はわからないものもあるのだけど、以下のようにボクの中では分類しているのでこの名称で以下は記載している。(レシーバ型はちょっと方向性が異なるので今回は割愛する)

  • 左右独立型
  • ヌンチャク型
  • ネックバンド(スポーツタイプ)型
  • ネックバンド(ネックレスタイプ)型
  • ヘッドホン型
  • 外付けレシーバ型

あと、何故か絶賛マイブーム中の「Pros and Cons(プロ・コン)チェック」という海外レビューで良く見るような「良いところ(Pros)・悪いところ(Cons)」に分けて評価する手法で記載しているのだけど、この書き方がわかりにくければゴメン。

マイブームには抗えぬのだ(笑)




左右独立型の特徴とそのメリット・デメリット

Kickstarterで発表された当時、世界最小のワイヤレスイヤホンとして話題になったEARINに代表される、最新型のBluetoothイヤホン。左右のイヤーピース間にケーブルが無く、左右間もワイヤレスで音が伝送される。一般的に、収納&充電可能なケースと共に販売されており、見た目は大変にスマートで可搬性に優れる事が特徴。当然、AppleのAirPodsもこのタイプ。


★Pros and Cons(プロ・コン)チェック

Pros(良い点):

  • 完全なるケーブルストレスフリー
  • 圧迫感のない装着感
  • ケーブルが無いためタッチノイズ皆無
  • 最新鋭のテクノロジーを所有する優越感

Cons(悪い点):

  • 左右間もワイヤレスによる微小な音のズレ
  • バッテリー&レシーバ機能が左右にそれぞれ必要なための重量増
  • 上記実装のためのコスト増から値段が高い
  • 内部スペース不足による音質劣化の懸念
  • 再生時間が短い(EARINの場合3時間
  • 紛失リスク極大

Conclusion(結論):

ケーブルストレスからは完全に解放され、タッチノイズも無いため、通勤や通学の利用だけでなく、屋内でゴロゴロしながらでも使えるのは他のタイプでは味わえないこのタイプのみの優位性だろう。

ただし、そのスペース不足から、十分な高音質化対策が実装できないため、無理やり部品を詰め込むしかなく、高音質化にはかなり不利であると予想される。
また、左右の重量も普通のイヤホンより基板とバッテリーの分、重くなり、耳形状との相性によっては外れやすい状況も予想され、紛失リスク(もしくは踏んで壊す)はイヤホンに比べて大きいだろう。

現時点ではメリットよりデメリットの方が目立ち音質と価格のバランスがとにかく悪いと思われるので、お金が大量に余っていて、prosに上げたような内容が最優先の人以外は避けた方が吉かも。

特に紛失リスクや音質の劣化を覚悟してでも、スマートでケーブルから完全に開放される事を望む人が通勤や通学に用いるのであれば、もしかするとこれ以上の物は見つからないと思える程の満足感が得られるのかもしれない。

まあ、なんかカッケーのは間違いないしね(笑)

余談だけど、この片耳が1万円以上するイヤホンが耳から外れ、コロコロ転がるのを慌てて追いかけるも、誰かに踏んづけられたり、もしくは自分で踏んづけたり、側溝の隙間にスッと消えていくのを眺めるのを想像すると、ちょっと笑えないよね(笑)


本タイプで気になったプロダクト紹介:

最後に本タイプで色々気になったものをピックアップしてみよう。



初代EARIN M-1の欠点を全て克服したとの触れ込みの「EARIN M-2」をなんかはやっぱりそのリップクリーム程度のサイズのケースに収まるその可搬性と、「なにそれ?」と皆にモテそう(笑)な見た目から、ガジェットとして所持する喜びは大きい気もするけどね。

でも、やっぱりそのサイズ感ゆえの心配があるのは否めないんだよなあ。

後は、イヤホンやヘッドホンではずっと一定の評価を得ているソニーから「ノイズキャンセリング搭載」の完全ワイヤレスイヤホンが出ていて、デザイン的には結構良いんじゃないかと注目している。




なお、最近は廉価な中華系のメーカーからもこの手のワイヤレスイヤホンが出ているので、まず手軽に試したいという人であればこちらから試してみるというのも手かと。

以下の「AIKAQI B04」や「TSUNEO X3T」なんかは数百件以上もレビューが付いているにも関わらず、星4付近を維持しているのでこれ、結構大丈夫な奴かも?値段も安いし、お試しにはいいかも。




ヌンチャク型の特徴とそのメリット・デメリット

通常の有線のカナルタイプのイヤホンを左右のケーブルでつなげたような形状となり、ケーブル途中にリモコンが配置されている場合が多い。


Pros and Cons(プロ・コン)チェック!

Pros(良い点):

  • 片側にバッテリー&レシーバ機能を実装すれば良いのでスペースに余裕があり、高音質化の余地がある。
  • 左右からの締め付けが無い。
  • デザインが有線のカナルイヤホンと近く、違和感が少ない。
  • ラインナップが充実しており、廉価帯から高級路線まで選択肢が多い

Cons(悪い点):

  • 通常イヤホンに比べるとやはり、基板とバッテリーの分、重くなるため、耳形状によっては外れやすい状況が想定される。
  • ケーブルが擦れることによるタッチノイズに懸念がある。

Conclusion(結論):

有線タイプのイヤホンをこれまで使用してきた人にとっては違和感が少なく、選択肢も多いため、Bluetoothイヤホンの最有力候補となるだろう。欠点も少ないように思う。JBL、BOSE、B&O、ゼンハイザーなど、有名なオーディオメーカーがこのタイプのイヤホンを出しており、廉価な中国系メーカーも多く参入しているのでかなりの選択肢があり、好みの物に出会える可能性も高い。

なお、通常のイヤホンに比べ、バッテリーと内部のレシーバ基板のために重量があるためか、耳の形状との相性によっては外れやすい。そのためか、イヤーピースが外耳部分を支持点として利用できるような形状となっている場合が多く、この部分で違和感を感じる人がいるかもしれない。

ケーブルは首の後ろ側に回すことになるのだけど、首周りとの擦れによるタッチノイズが製品によっては気になるかもしれない。この点、十分に対策されているかはレビュー等で要チェックポイントだと思う。

とにかく、安価な中華製の物も多く(技適は不明)、万人にオススメできるのがこのタイプのBluetoothイヤホンかと思う。


本タイプで気になったプロダクト紹介:

さて、本タイプで色々気になったものをピックアップしてみよう。

まず、冒頭にもリンクを掲載した「B&OのH5」を紹介しよう。

B&O初のワイヤレスイヤホン、唯一の欠点は|WIRED.jp
Bang & Olufsenが、同社初となるワイヤレスイヤホン ...
Bang & Olufsen初のワイヤレスイヤホン。

このイヤホンは見た目もお洒落だし、ケーブルも布巻きになっていて、タッチノイズや耐久性に考慮されていて、通勤や通学でもストレスも少ないだろうし、何といってもその高級感から所有欲は大きく満たされるんじゃないかと。ピンクなんてあるしね(笑)

特にポイントとして、aptX-LLに対応している(なお、aptX/AACにも当然対応)ので音質面や動画鑑賞にも最適なのでスマホと一緒に使うには本当に最適かと思う。

こういうの、クリスマスプレゼントで誰かくれないかなあ(笑)

他に挙げるとすると、「ゼンハイザー CX 6.00BT」も最近発売開始され、評価もそこそこ高いので気になっている。


なお、この「ゼンハイザー CX 6.00BT」だけど、こちらもaptX-LLに対応しているので、低遅延&高音質な音声伝送を最優先に考える人には、ネームバリュー&価格&性能を兼ね備えたワイヤレスイヤホンとして、選択肢の一つに必ず加えるべきかと思う。


そして忘れちゃあいけないのが新興勢力である中華メーカーだろう。JPRiDE、SoundPEATS、QCYなど、あまり名前を聞いた事のないメーカーかと思うけど、とにかく種類が豊富で製品が溢れているので、安価で評価が高い物を選びやすいというメリットがある。

例としては、価格も安く、レビューも大量にあって、かなり高評価を得ている「JPRiDE JPA1 MK-II」なんか、aptX/AACにも対応していて、よくこの値段で出せるなあなんて思うほど。

iPhoneユーザーも日本は多いと思うので、AAC対応のこのイヤホンはとにかく手軽なので入門用に良いんじゃいだろうかと。




ネックバンド(スポーツタイプ)型の特徴とそのメリット・デメリット

左右のイヤホン部分が弾性のあるパーツで結合されており、聴診器のように左右から顔を挟み込むような形で固定するタイプのイヤホン。


Pros and Cons(プロ・コン)チェック!

Pros(良い点):

  • 片側にバッテリー&レシーバ機能を実装すれば良いのでスペースに余裕があり、高音質化の余地がある。
  • 左右からの適度な締め付けにより、イヤーピースがしっかり固定され、耳形状の差による聴こえ方の違いが出にくい。
  • ケーブルがブラブラしないため、セッティングによってはヌンチャク型に比べてタッチノイズが少ない
  • 左右から頭を挟むように装着するので、ズレるリスクが少なく、スポーツに最適

Cons(悪い点):

  • 左右からの締付けにより、人によっては耳の穴にギュウギュウとイヤーピースを押し込められている様に感じる。
  • 左右からの締め付けにより、口を動かした際などに耳形状の変化でゴソゴソと異音がする可能性がある。
  • 耳元に操作系があるため、操作がしにくい。
  • スポーツタイプのデザインのため、好みが分かれる。

Conclusion(結論):

左右からの締め付けによる圧迫感が、人によっては許容できないレベルなんだろうなあと思いつつ、Bluetoothの機構を積んだ事による重量増によって発生するズレやすいといった問題を弾性パーツが解消しており、ボク個人としては結構好きなタイプとなっている。

特に、カナルタイプのイヤホンは耳周りの密着度によって、結構音質の評価は変わるのだけど、左右からの適度な締め付けでこの密着度が人それぞれの耳形状の差異を吸収し、だいたい同じような聴こえ方がするんじゃないかなあと思っていて、これはレビュー等の信ぴょう性が高いとも言える。

ただまあ、耳周りの不快感は本能レベルでの不快感の話になるので、ちょっと合う合わないを試してみる必要はあるかと思うけど。

スポーツ用途で考えれば、やはり側圧による頭部へのフィット感はこのタイプが一番良いので、ジョギングなどでの用途を考えていて、特に側圧や耳への圧迫感が気にならない人であればこのタイプが最適となるだろう。


本タイプで気になったプロダクト紹介:

さて、本タイプで色々気になったものをピックアップしてみよう。

ちなみに過去は色々このタイプも多かった気がするのだけど、結構数が減っている気がする。ソニーとかも出してた気がするんだよなあ。

Anker、IPX5防水で2,999円のBluetoothイヤフォン「SoundBuds Sport NB10」 - AV Watch
IPX5防水でランニング/ジョギングにも最適。

AnkerのNB10は、SBCにしか対応していないのが惜しいかも。aptX対応の後継が出たら、購入する予定だけど、まあスポーツ時に音質なんてそこまで気にしないから、安いのでもう買っちゃえという話なのかもしれないけど。



なお、この手のネックバンドタイプは先ほども書いたように、数を減らしている現状があるのだけど、その一方で、この「側圧のある形状」が設計に有利なのか、骨伝導タイプのイヤホンが幾つかのメーカーから出ている。



骨伝導系は「周囲がうるさくても聴こえる&環境音も聞こえる」という他のイヤホンに無い利点を兼ね備えているので、そういった点にアドバンテージを感じる人であれば一つの選択肢になるかと。

あと、ソニーも昔出してたんだけどなあ、、、と見てみると、同形状で今はウォークマン内蔵のイヤホンとか出してるのね。これはこれで物欲くすぐられるよなあ。





ネックバンド(ネックレスタイプ)型の特徴とそのメリット・デメリット

最近着実に増えてきている、首にレシーバなどの機能部分を装着し、そこからイヤホンを耳に伸ばすタイプ。


Pros and Cons(プロ・コン)チェック!

Pros(良い点):

  • イヤホン部にレシーバやバッテリーといった機能部が不要となり、イヤホン部が小さく軽量で装着間が良い
  • ネックバンド部分にメカ部を実装すれば良く、バッテリーライフ長時間化や高音質化に有利
  • イヤホン部分は有線イヤホンをそのまま流用でき、メーカーのノウハウが最大限発揮される。
  • 首元からケーブルが伸びるため、タッチノイズも最小限。

Cons(悪い点):

  • 首回りのサイズによっては、ネックバンド部が回転してしまい、不安定となる可能性がある。
  • ネックバンド部のためにかさばる。

Conclusion(結論):

最近このタイプが増えているのは、やはりそれ相応のメリットがある物と思って良いと思うのだけど、特に「有線タイプと同じ設計でイヤホン部が作れる」点と「スペースに余裕のあるネックバンド部に機能を実装すれば良い」点から、特に高音質タイプのワイヤレスイヤホンを実現するにはこのタイプがかなり有利となっている。

ボクも実際にこういうイヤホンを設計する立場なら、このタイプを選択し、有線で実績のあるイヤホン部を用いて、高性能DAC+ヘッドフォンアンプを潤沢なバッテリーで駆動するような設計で作りたいと思う事は間違いないだろう。

ただし、まだタイプとしては新しい形状のため、確かに首回りのフィット感等などはまだまだ改善の余地があるとも思うので、今後のブレイクスルーと、各社がパクりあって良くなる(笑)事を期待したいと思う。

あまりスポーツには向かないような気もするけど、バッテリーライフやその音質について有利な点も多く、高音質タイプを選択して、通勤や通学中の音楽視聴や、自宅での利用にも最適だと思われる。


本タイプで気になったプロダクト紹介:

このタイプでは、BOSEの最新のノイズキャンセリング機能を盛り込んだ「QuietControl 30」あたりは忘れてはならないだろう。

ASCII.jp:BOSE初のBluetooth+ノイズキャンセリングヘッドフォンに触れた (3/3)
BOSEの最新のフラッグシップイヤホン。

特に、前身のQC20では、レシーバ+イヤホンという形状だったのが、昨今のこのネックレスタイプの発明により、一気に見た目と使い勝手が花開いたという点は、注目に値する。こういう多機能と音質の両面を活かすには、この形状、本当に良いんだよなあという良い例。

あと、やっぱりこの形状もソニーが強いなあ。


特にソニーの製品については、多くがBluetoothでハイレゾを実現するためのコーデックであるLDACに対応しているのが強いかと。

このLDACの利点を感じている人であれば今はソニーのワイヤレスイヤホンを選択するしか選択肢がない状況だったりするのだけど。




なお、このタイプでKlipschという海外メーカーが、ネックバンド部が革製となったワイヤレスイヤホンを出しているのだけど、デザインとフィット感はこういうのが良いのかも。

R6 Neckband | Klipsch
革製ネックバンドの美しいデザイン。

マジお洒落で物欲沸きまくる(笑)

しかも、aptXだけじゃなく、AACにも対応しているから、iPhoneユーザーにも良いんだよなあ。




というか、ボクも持ってたりするんだけどね(笑)


なんかこのタイプの紹介、価格帯の高級な物ばかりになってしまったのだけど、お安めでaptX/AACに両対応している「JPRiDE 412」なんかも評価も高くてオススメできると思うので、併せて紹介しておきます。




ヘッドホン型の特徴とそのメリット・デメリット

これをわざわざ分類として書くかは迷ったのだけど、高音質化を目指すには最もアドバンテージがあるので、一応まとめておくことにしよう。


Pros and Cons(プロ・コン)チェック!

Pros(良い点):

  • 元々のサイズ感がイヤホンに比べて十二分に大きいため、バッテリーライフ長時間化や高音質化に有利
  • ケーブルがまったく表に出ないため、ケーブルストレスから完全にフリー
  • ヘッドホン部の設計は有線の物をそのまま流用でき、メーカーのノウハウが最大限発揮される。
  • 大容量バッテリーを搭載でき、一回の充電での駆動時間がとても長い

Cons(悪い点):

  • そもそもイヤホンに比べて格段にデカく、ワイヤレスレシーバの機構の分重くなる。
  • 重い、髪型がつぶれる、耳が蒸れるなど、ヘッドホンの欠点はそのまま引き継ぐ。
  • ヘッドホン部が高品質になると、Bluetoothの音質に関する欠点が目立ちやすい。

Conclusion(結論):

ワイヤレスのヘッドホンは一度使うとわかるけど、ほぼ有線のヘッドホンと同じ装着感となるため、違和感も少なく、ケーブルレスの利点を最も感じやすいモデルだと思う。

その十分な大きさから、ベースとなるヘッドホンにBluetooth機構を組み込むという設計が容易なため、各社の売れ筋のヘッドホンをベースにBluetoothヘッドホン化したモデルも多く、高音質という意味では最も可能性が高い。

ただ、ヘッドホンそのものの欠点はそのまま引き継ぐのと、ヘッドホン部の基本性能(音質)が上がることで、Bluetooth伝送そのものの欠点である「音がやせる、音質が劣化する」を感じやすく、同等性能の有線ヘッドホンとどうしても比較してしまい満足が得られない可能性があるかもしれない。

とにかく、そのケーブルレスの扱いやすさと高音質タイプが選べるという点で、自宅利用には最適で、普段から通勤や通学でヘッドホンを利用している人はその代替としても良いだろう。


本タイプで気になったプロダクト紹介:

このタイプで気になったアイテムは次の通り。

デジタルのままドライバ伝送する“至高のBluetooth”ヘッドフォン、オーディオテクニカから - AV Watch
フルデジタルアンプでaptX-HDを駆動する正しさ。

オーディオテクニカのATH-DSR7BTは少し古いのだけど、2014年発売の「ATH-MSR7」(発売当初実売約27,000円)をベースにしたBluetoothヘッドホンで、aptX-HDにまで対応し、Bluetoothレシーバで受信した信号をデジタルのままフルデジタルアンプで駆動するという意欲的な製品で、こういう理想形に近い設計をしやすいというのがヘッドホンタイプの最大の利点だと思って良いと思う。




その他、BeatsやBose、JBLのように、昔から「瘦せた音を楽しく鳴らす」事に長けた会社の製品を選ぶというのも、Bluetoothオーディオを選ぶ上では、結構間違えていないんじゃないかと思っていたりする。

その点ではBeatsのヘッドホンは最適だと思うけど、BeatsのSolo3 Wirelessは特にAppleのAirPodsと同じW1チップなるものを搭載していて、iPhone7/8以降のiPhoneとの完璧な接続性も期待できるので、iPhoneユーザーであれば注目すべきだろう。




Bluetoothイヤホン・ヘッドホンは百花繚乱

さて、今回は遂に本丸であるBluetoothイヤホン/ヘッドホンについて、そのタイプ別の特徴をまとめてみたが、どうだっただろうか。

少なくとも、大量の製品がこの市場に現在溢れており、自分の好みに合った物が選びやすい環境が整っている事を感じてもらえたのでは無いだろうか。

ボクの感想としては、ざっとまとめてみたところだと、本当にどれが最適というのは人それぞれというところでしかないのだけど、それでもあえてオススメを選ぶとするときっと次のようになると思う。


まず、高音質をただ求めるのであれば、ネックバンド(ネックレスタイプ)型かヘッドホン型でLDACにまで対応しているソニーの「WH-1000XM2」か「WI-1000X」辺りがオススメという事になるだろうか。LDACに対応したAndroid携帯も増えてきているので、2018年はLDAC元年と言える年になるかもなあ。





そして、音質の劣化をあまり気にしないで良いスポーツ用途にはそのフィット感に期待してネックバンド(スポーツタイプ)型を選ぶこととして、価格も安く防水仕様のAnkerの「NB10」を推したい。このぐらいの値段なら壊れても買い直していけばいいしね。




オールマイティーに、スマホと共に通勤や通学で音楽も動画も楽しむという用途であれば、見た目の違和感も少ないヌンチャク型から選ぶとして、aptX/AACという基本の高音質コーデックだけでなく、aptX-LLにも対応している点を評価して、見た目はBang & Olufsenの「B&O Play BeoPlay H5」の方がオシャレかと思うけど、ここは価格を取って(半額以下だしね笑)ゼンハイザーの「CX 6.00BT」をオススメとして選択したいかと思う。




最後に、まず、最新のBluetoothイヤホンの音質や使い勝手を体験したいという話であれば、間違いなく、廉価でかつレビューでも高評価で、aptX/AACに両対応しているので、AndroidでもiPhoneでも高音質が期待できる「JPRiDE JPA1 MK-II」が第一候補となるのは間違いないだろう。

うーん、他に色々同じ価格帯で評価の高い物もあるので一つに絞り切るのは難しいのだけど、評価が1000を軽く超えていて、星4程度を維持できている「JPRiDE JPA1 MK-II」ならそんなに失敗は無いんじゃないかという事でこちらを選定してみました。






さて、以上がオススメのイヤホンで、ちょっとオススメには含められなかったけど、Bluetoothで音がやせるならそれを逆手に取って、「原音再生を目指す」のではなくオーディオらしく「脚色された高音質を目指す」という道を選ぶのも十分に意味があると思っていて、そういう意味では、BoseやJBLといった、こういった方向性の味付けが得意なオーディオメーカーの物を選ぶというのも良いんじゃないかと思ってたりする。

なお、ここ最近は「左右独立型(完全ワイヤレス)」のプロダクトにもグッとメリットを感じてきている現状があって、2018年1月にQualcomm が発表した「QCC5100」というチップセットではこの完全ワイヤレスを実現するための革新的な実装がされているので、この辺りの技術を搭載した製品に期待していたり。

この辺りは追って調査を続けていきたいと思います。


いや、しかし魅力的な製品が増えたもんだなあとしみじみ実感。今回の記事が皆さんの楽しいワイヤレスイヤホン選びの一助になればうれしく思います。



※以下の過去記事も参考にください!

オモロダイブ: ワイヤレスイヤホン選びを真剣に考える①(基礎知識編)
第1弾の基礎知識について書いた記事。

オモロダイブ: ワイヤレスイヤホン選びを真剣に考える②(高音質なBluetooth機器編)
第2弾のBluetoothオーディオにおける高音質について考えるマニアックな話。

オモロダイブ: ボクらのスマホ&iPhoneを最新のaptX-LL対応にする方法(ワイヤレスイヤホン選びを真剣に考える③)
第3弾のaptX-LLにスマホを対応させる方法。

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