色々その時々で興味のもった内容を深く調査しているのだけど、インターネットを巡回しながら見つけたオモロい記事など、「重要だけど残せない」話題も多いので、そういった小ネタを集めて、ちょっと不定期にオモロダイブニュースなるものを書いてみたいと思う。
今回は記念すべき第1回。既に他の記事中に含めたような内容もあるけど、その点はご容赦ください。
Bluetooth Hi-Fi - RADSONE Inc. 現時点でaptX-HD対応製品が抱えている問題について。 |
リンク先にある「Bluetooth 24bit Audio seminar in Munich High End show 2016」を参照。
Bluetoothの世界もハイレゾの流れを受けていて、aptX-HDやLDACという新コーデックをメインストリームに乗せようという流れがあるのだけど、これらのコーデックに対応したCSR8675というBluetoothレシーバチップ内蔵のDACは16Bitまでしか対応していない事がRadsone社の公開資料で報告されている。
これはつまり、aptX-HDやLDACに「対応している」と言うためには、受信だけでなくてデコーダーの対応も必須、つまりは24Bitに対応した外部DACが必要、と言う事になり、外部DAC採用の表記の無い対応レシーバ製品は実は対応できていない可能性が高いと言える。
業界はどうもこの不都合な真実をウヤムヤにしたままaptX-HD/LDACを推進しようとしているので、この辺り、実際に対応製品を購入する場合には、注意が必要となるだろう。
ESS Technology :: ESS Brings Music to Life in New Vivo Flagship Smartphone ES9028Q2Mを左右独立で2個搭載しているスマホ。 |
中国で流通しているハイエンドのスマートフォンには、かなり尖った仕様の物も多かったりするのだけど、このvivo xplay5はESS社の新しいDACチップであるES9028Q2Mを左右独立の2個積んでいて、出力部にこちらも高音質でおなじみのOPA1612をヘッドホンアンプチップとして搭載している。
何、この贅沢仕様、と言うところなのだけど、実際の音はどんな感じなんだろうか気になるところだなあ。
AK4497 | 旭化成エレクトロニクス(AKM) ES9018S”は”超えたと名高いAK4497。 |
ボクのサイトではESS社のDACチップ採用製品の話題が多いのだけど、インターネットを巡回して色々見ていると、旭化成エレクトロニクス(AKM)のAK4495/AK4497辺りのDACチップがESS9018Sと双璧を成すDACチップとして評価を得ている模様。
日本メーカーがこの辺り頑張っているのは良いなあ。とにかく選択肢が多い状況は活気も出て良いかと。
と皆が思ってたところでESS社が発表したES9038PROのスペックが、ダイナミックレンジが140dB、THD+Nが-122dBという、もう馬鹿みたいなモンスタースペックで、既に対応製品も色々出ているのだけど、皆の評価も明らかにES9018Sよりも良くなっている事を認識できるレベルで差があるとの事。
既に音源がボトルネックになる時代が来たのかも(笑)
Yoshii9 MK2(ヨシイナイン マークツー) 製品案内 | TIMEDOMAIN Yoshii9 MK2。 |
タイムドメイン社のYoshii9の構造フリークのボクだけど、ここ1年くらいYoshii9が製造できる業者が無くなって製造できていない状況だった事は知らなかった。(詳しくはFacebookのタイムドメイン社のタイムライン参照)
マーク2として色々と造りは変わったようだけど、その基本構造は同じ、そして由井氏によると音も同じとの事だ。
何はともあれ、いつかふと購入したい時に製品が存在してそうで安心。死ぬまで買わない(買えない)かもだけど(笑)
今回はこの辺で。またオモロいネタが溜まったら書きます。
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