組み立て始めると色々パーツが足りなくてそのまま使うの図(笑)
一人で黙々と趣味の作業をしていて、その思いがけない結果に一人で大興奮して、その行き場のない気持ちを持て余すようなことが皆さんも無いだろうか(笑)
しょうがないのでブログにでも書いておくかというのが今のボク(笑)
ブログ書いてるとこういう時、便利ね。
小ネタなので、今回は珍しく短く切り上げるつもりであるが、こういう小ネタも出していかないと、ネタが溜まって溜まって、旬な時期に吐き出せなくなるんだよなあ、という事で、今後はこういうのも増やしていこうと思っている。
SabreBerry32
Raspberry PiにI2S接続DACを載せて、Volumio等の音楽再生特化のLinuxを使って音楽を再生するという遊びをここ2~3年程試している。
この組み合わせは、本当に驚くべき高性能なので、ボクも普段音楽再生として常用していて、ボクの結論として(あまりお金がかからない)音楽再生プレーヤーとしてはこれが最終回答なんじゃないかと思っていたりもする。
さて、そんなボクであるわけで、数か月前に発表&販売開始された、一部界隈で大人気かつ即完売となってしまうSabreBerry32をボクも懲りずに入手し、数週間前からせっせと、色々と試している途中である。
SabreBerry32: new_western_elec SabreBerry32の開発者であるたかじんさんのHP |
このDAC、Raspberry Pi用のDACとしてはパーツ代を含めると2万円超とかなりの高級品で、かつハンダごて必須という玄人向けのアイテムなので、なかなか普通の人は手を出しづらいのかもしれない。
でも、同じ作者が作成している、「0dB HyCAA」という真空管ヘッドフォンアンプを愛用し、同じRaspberry Pi用のDACのシリーズで、初代のIrberryDAC→二代目のSabreBerry+と発表されたDACを購入してきては、その期待以上の完成度に驚いてきたボクとしては、2万円という価格に最初は躊躇しはしたものの、勢い余って購入に踏み切ったのも仕方がないと言えるだろう(笑)
そして、そんな値段だとはまったく知らない妻もボクをきっと許してくれるだろう(笑)
さて、普通であれば、SabreBerry32がいかに優れているかを、本来先に書くべきなのだと思うけど、そんなのを始めたら、もう全5回でも終わらない、大長編ドラえもんの勢いなので(笑)、順番は逆かもしれないけど、今回は小ネタとして、Youtube音声をSabreBerry32で聴く方法について書いてみたい。
なお、今回のTIPSは「SabreBerry32を使用/購入を検討している人が一番役に立つ」というネタなのだけど、当然、IrberryDAC/SabreBerry+ユーザも同様に使えるものとなっている。
SabreBerry32で実装されたMasterモード、その光と闇
さて、SabreBerry32がそれ以前に発表されたDACと根本的に異なるポイントが、Masterモードというモードに対応した点である。
このMasterモードについては詳細な説明は本家や他のページに委ねるのだけど、ざっと言えば、「Raspberry PiのHWの制限で必ず発生していたクロックの揺らぎを外部クロックを用いる事で解消した」点が大きな改善点となっている。
これをMasterモードと呼ぶのだけど、このMasterモードをVolumioで有効にすると、現在のドライバの完成度の問題なのか一点困ったことが発生して、VolumioとSabreBerry32の組み合わせでAirPlayが使えなくなってしまうのだ。
前にどこかで書いたと思うけど、ボクはYoutubeで色々な音楽を再生するのを趣味としていて、iPhoneやiPadからだと、「音声のみをAirPlayで飛ばす」なんて器用な芸当ができるので、VolumioのAirPlayレシーバの機能と共に、この機能を最大限に活用して、Youtubeの音声を高音質で楽しんできた。
これが使えなくなった事で、ここ数日どうしたもんかと代替案を考えていたのだけど、ふとAndroidスマホに入っていたBubbleUPnPを試してみたところ、こいつがすこぶる調子が良い。
そうか、AirPlayは駄目でもDLNAがあったじゃん←イマココ
これなら、前回に書いたChromecast Audioにyoutube音声を飛ばす方法がそのまま使える。飛ばし先にSabreBerry32を搭載したRaspberry Piを選択し、DLNAサーバであるSabreBerry32のVolumioに音声を飛ばしてやるだけだ。
オモロダイブ: Youtube動画をChromecadt Audioへキャストするたったひとつの方法 Chromecast AudioへYoutube音声をキャストする方法。 |
さて、この方法だけど、よくよく考えてみると、Youtubeの音声を無劣化でBubbleUPnPを経由してDLNAサーバに流しているわけなので、DAC直前までの劣化がまったくない。
そして、DACの方式はI2S接続(デジタルによる内部接続※)でかつESS社のES9018系統(ES9018Q2C)という、現時点におけるスペック観点からも最高峰と言える方式となっている。
ならば、これこそが、Youtube音声を最高音質で再生する方法と言えはしないだろうか?(もちろん、異論は認める。)
まあ、最高ではなくても少なくともかなり上質と言って良いだろう。出てくる音もおそらく誰しもが良い音だと思う、そんな音が出ているような気がする。
うーん、Volumio以前のUSB-DAC+VoyageMPD辺りから順々に色々試してきたボクとしては、本当にこのSabreBerry32はこの方式の一つの到達点だなあと、感慨深く思っていたりする。
それは、この先、これを超えるDAPが出てくるのかしらん、なんて思ってしまうほどだ。
まとめ
今回は、SabreBerry32ユーザに向けた記事ということでおそらく人口数百人程度に向けた記事になってしまい、申し訳ない(笑)
まあ、MasterモードでAirPlayが使えないという情報でSabreBerry32の導入を躊躇していたおそらく数名の人(笑)はこれを参考にいただきたい。
我ながらなんてマイナーな記事なんだ(笑)
でも、まあオモロいんだからしゃーないという事で。
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