AndroidにAirPlayを飛ばす?余りスマホを高音質ミュージックビデオプレーヤーとして活用する方法【前編】


もう、ChromecastもAppleTVもいらない?

さて、ボクがAmazon Echoシリーズで最も気になっているのが、下部にステレオスピーカー、上部にディスプレイを備えた「Amazon Echo Show」という、現時点では日本未発売のスマートスピーカーだったりする。



さて、そしてこの製品で一番やりたいのが、ミュージックビデオの再生だ。

美容室などに行くと、隅に小さなディスプレイを置いて、そこにMTVなどを垂れ流しているのを見た事が無いだろうか。つまりやりたいイメージはあれである。

「Echo Show」は他のEchoシリーズと異なり、2インチ(5㎝)と小さいながらもステレオスピーカーを兼ね備えており、ボクは普段、あまり低音重視の音楽を聴いていない事もあるので、最高音質とは言えなくても、BGM程度であれば十分に感じる可能性が高い。

その上で、通常のAlexaサービスも使えるし、天気予報やニュースなどの情報表示や、ビデオ通話機能にも対応していて、割と未来予想図的には「ベタな製品(昔から似たような製品を作っては技術が追いつかずあまり流行らなかった物のやっとこさ完成形)」だと思うけど、ハマる層にはそれなりに便利なアイテムなんじゃないかと期待している。




実際にEcho Showの購入を考えた場合の課題


しかし、やっぱり実際に導入しようとした際に、2つほど障害を感じているのも事実だ。

一つ目はまず、現時点で「日本未発売」という問題。当然、強引にAmazon.comから調達する術はあるんだろうけど、それでも最近はAmazonとGoogleが駆け引きをしていて、GoogleがYoutubeをEcho Show上から締め出そうとしていたり、ボクの用途としては雲行きが怪しい部分もあったりする。

そして、こういったサービスが紐づいた製品となると「日本未発売」の状態では、かなり使用に制限が加わる事が多くて、情報の少ない現時点では、当然、技適関連でもグレーな部分が残るのは間違いなく、日本語への切り替え、画面表示、果たしてそれぞれの対応しているサービスが使えるかなど、人柱必至の状態だと考えている。


そしてもう一つの問題。それはやはり、根本的な音質の問題があるだろう。

先ほど、「BGM程度であれば楽しめるだろう」とは書いたものの、普段、最高とは言わずとも、そこそこの音質で音楽を再生する事に慣れているせいで、Echo Showの非力なスピーカーではやはり不満に感じる可能性が高いと思う。

一時期、自作スピーカー作りにもはまっていて、今でもスピーカー構造にはかなり興味を持っているボクとしては、Echo Showの設計はどうもスピーカーとしては最適化されているようには思えず、「箱に2個のユニットを付けました」以上の物では無いような気もしている。

この辺りは言いがかりというわけでもなく、iFixitの分解写真でも見てもらえれば共感してもらえるんじゃないかと思う。



廉価な中華スピーカーでももう少し「スピーカー構造」に対する配慮がなされている物が多い中、スピーカーユニット性能がもしかするとメチャクチャ優れている、とかもあるのかもしれないけど、やはり、これだと設計的にはちょっと不安に感じるのも仕方がないと思う。

Echo Showは定価で買うと229.99ドルもするので、これくらいのお金を出すなら、チャレンジするにしても勝算が無いとちょっとボクには難しいと思ってしまうんだよね。

「ミニディスプレイxChromecast」での実現を試す


さて、以上のような懸念がある中では、「Echo Showは今は買えんな」と今は結論するしか無いように思う。

その結論が出たところで、ボクがやりたい事を再度整理すると、「Youtubeなどで配信されているミュージックビデオを、高音質で垂れ流したい」という事になるかと思う。

であれば、構成要素として、以下のような物があれば実現できるはずだ。

・小さなディスプレイ
・Youtubeを動画再生可能なプレーヤー
・高音質スピーカー

そして、ボクの手元には「小さくてとても良い音」の象徴とも言えるべき「TIMEDOMAIN light」があったりする。

ならば、まず、手元にある物で野望を実現する方が近道だろう、という事で、以下の通りの構成で試してみる事を思い立った。

・小さなディスプレイ→ラズパイ用に購入した「OSOYOO HDMI 3.5インチLCDディスプレイ モニター
・Youtubeを動画再生可能なプレーヤー→「Chromecast ブラック
・高音質スピーカー→「TIMEDOMAIN light

なお、ChromecastにはHDMI出力しかないので、どこからかアナログの音声信号を取る必要があるのだけど、幸い、使用したOSOYOOブランドのディスプレイには、アナログ音声出力が備えられており、これを利用する事とした。

ちなみに、OSOYOOのディスプレイの音声信号処理については、「Realtek RTD2660H」というマルチメディアチップでHDMIからのデジタル音声信号を取り出し、それを「Cirrus Logic CS4334」というDACチップでアナログ音声信号に変換する設計になっている。


まあさすがに超高音質とは言えないだろうけど、あのApple社様も採用しているCirrus Logicの廉価DACチップなので、そこそこの音は出るんじゃないだろうか?

さくっと下記の通り組み上げて、環境構築完了。ちなみに、手元にChromecastじゃなくてAppleTVとかFire TV Stickが余ってるならそちらを使っても良いかと思う。


そして、好きで良く聴いている美しい歌声が魅力のKatie MeluaのMVを再生。

あれっ?これ、めっちゃ良くね?


正直、ちょっと油断していたところに、元々の美しい歌声とTIMEDOMAIN lightの意味不明な馬鹿力(笑)でいきなり聴き惚れてしまった。

いや、もうこれで、完成優勝でいいんじゃないかと(笑)



操作方法としても、送信元である手元のスマホでプレイリストを作成しておけば、連続でミュージックビデオが再生される。うん、使い勝手も理想に近い。

ただ、しばらくこの状態で何曲か再生してみたところ、少し気になることも出てきた。

それは、このRaspberry Pi用の液晶のサイズと表示品質だ。

まず、3.5インチという画面サイズについて、近くで見ている分には特に気にならないにしても、少し離れてみるにしては小さすぎるように感じた。画面サイズについては感覚だと、倍(7インチ)くらいあっても良いんじゃないだろうか。

あと、少し視野角が狭く(というか左側からのみ見づらい?)、また、彩度と明度が足りていないようにも感じる。(なお、リフレッシュレートについては特に問題なし)

当然、Raspberry Pi用の省電力なディスプレイとしてはこれで必要十分なんだろうけど、動画視聴用には、普段テレビやスマホなどで「明るく彩度の高い映像」を見ている事もあって、少なくとも、「ミュージックビデオを楽しむ」という目的を果たすにしては、これはちょっと不十分なんじゃないかと思ってしまった。

まあ、RetroPieなんかで遊ぶ分には十分なんだけどね。(というわけでEbayで偶然見つけてしまったお値段お安めのWaveshareの4インチ&HDMI入力のタッチパネル付きIPS液晶も引き続き購入検討中だったり笑)

「小さくて綺麗な液晶」買っとく?


うーん、こうなるとやっぱり「HDMI入力可能な廉価で綺麗なミニディスプレイ」でも導入するしか無いという話になるだろう。

完成形はもう見えたのだから、後は必要なモノを買えば済む話だとは思う。

当然、インターネットを駆使すればすぐにこういった用途に使えそうな商品も見つかる。

たとえば、これなんかはIPS液晶を搭載していて8000円切っているとか、、、いや、普通にコレ欲しいだろ(笑)


スタンドがあった方が良い人はこんなのも良さそうだ。



もう勢い的には今にも買ってしまいそう(笑)

ただし。ボクの場合、昨今は嫁に「手元に色々ある状況で何故お前はさらに物を買うのだ」と非難されていて、「俺の趣味は車とかゴルフが趣味の奴より1000倍お財布に優しい」理論もそろそろ通用しなくなってきているキビしい状況もある(笑)

しばらくはコッソリと別の手法でやり過ごして、ほとぼりが冷めるまでは「長期運用するかしないか不明なアイテム」については購入を控えながら過ごした方が良さそうだ。

というわけで、次回は今回の続きとして、お金を使わずに、いわゆる「余りスマホ」を活用して今回と同等以上の環境を構築する手法について書いてみたいと思う。

いや、上記の手法も構成がシンプルなので、かなり安定して運用できるのでオススメだと思うんだけどね。

興味のある方は是非、次回の更新をお待ちください!

↓↓後編はこちらからどうぞ!↓↓

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